Myanmar移住奮闘記〜ミャンマー創生への道〜

2016年4月にミャンマーへ移住。人生初海外生活を最後のフロンティアミャンマーで体験中。

ご報告。リクルートを退職します!

2015年3月末に株式会社リクルートライフスタイル社を退職します(※もう会社に訪問する機会はありません)。リクルートには2009年に新卒で入社し、丸6年間お世話になりました 。暫く引っ越し諸々でお休みをいただきますが、最後の出社日も小布施町です(キリッ)

まずは、お世話になった社内外の皆さん、小布施町の皆さん、本当にありがとうございました。リクルートでの経験がなければ、今の自分は存在しません。私の様な人間にたくさんの貴重な機会を与えてくださり、有り難うございました。

以下、駄文。
私は中学校を入学から1ヶ月目でドロップアウトしました。中卒から大学入学資格検定経て、大学に入学しています。10代の頃は自分でお金を稼ぎあちこち旅をしながら、大学には元々行くつもりで準備をし、それまで好きなことをして日々を過ごしていました。就職時期を迎えた大学3年生の当時、こんなアウトローな人間を普通の企業は相手にしてくれないと思っていました。

そんな時に偶然出会ったリクルートという会社は日本の数ある企業の中にあって、とても異質に見えました。一人ひとりの意思と可能性に期待し、尊重し、個人の力が最大限発揮できるように支援することをとても誇りにしていることが様々な人と書物から感じ取れ、ここでなら自分の個性も受入れてくれるのではないかと運命めいたものを感じました。

実際面接の中で、上記経歴を語る度に人事の方は否定的な見方をするどころか、「君は面白いな!」と楽しそうにゲラゲラ笑っていたのが印象的でした。結果的に採用してしまうのだから、ほんとにすげー会社だと思いました。

退職までの残り2年間は国内旅行の調査研究を行う「じゃらんリサーチセンター」に所属していました。入社前から憧れていたこの部署で、念願だった地域のプロジェクトに携わることができました。「失敗したらクビでも構わない・・・」志望動機には迷わずそう綴りました。そうして会社から離れ、単身、人口1万人の長野県で一番小さな町に出向するチャンスを頂き、出向先では人口減少問題と交流事業に従事しました。

交流事業では「小布施若者会議」の企画・運営に関わり、全国に広がる「◯◯若者会議」のムーブメントを皆さんと一緒につくる事ができたことはとても嬉しく思います。定住事業では、人口1万人というミクロの視点から人口減少問題に取り組むことで、日本の地方に対する関心が一層高まりました。日本が抱えるこの問題に人生を賭けて本気で取り組んでいこうと腹を括れたのもここでの経験のお陰です。

このような“地域にコミットしたい”という私個人の思いを汲み取り「行ってこい!」と無理を通して背中を押して下さった方々には心より感謝しています。僕はこうした「Follow Your Heart」、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というリクルート精神が大好きです。そしてとにかく“考えながら走る”や“考えても駄目なら汗をかけ”といった先輩達から学んだ行動スタンスは、ベンチャー企業さながらのスピード感を持つ小布施町では大いに活きました 笑。

入社から丸6年という微妙な時期で、且つ、出向からそのまま卒業することには色々と悩み、葛藤もありました。ですが、自分の心に素直に従うことが一番だと思い今回卒業という選択をしました。新たな環境でも、リクルート×小布施町のDNAを引き継いで、果敢にチャレンジしていきたいと思います。

お世話になりました!


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